サンペレグリノの思い出

MakiMay 1, 2013
サンペレグリノが届いた。
切らすことなく常備しておきたいと思ってる。
そのままはもちろん、レモンジュースやライムジュースを少し入れて飲むのもとってもおいしい。
今日のような晴れて気持ちのいい風のある日には、飲みたくなる。
(まぁ、たいていどんな日にも、シチュエーションにも、料理にも合ってしまうのだけど。)


サンペレグリノは私の大好きな炭酸水。
サンペレグリノを知ったのは12年前。
日にちも覚えてる。それはとっても忘れ難い日だから。

2001年5月31日。
その日は、私たちが日本へ発つ日だった。
サンフランシスコのアパートメントでばたばたと出発する準備をしていた。大切で捨てられないもの、大きくて持っていけないような物は、前日にストレージに運び込んでおいた。それでも、引っ越しの当日まで部屋には行き場の決まらない物がいっぱいあった。アパートメントのマネージャーのPauline  ポーリーンは以前から何か処分するのに困ったら部屋に置いて行っていい、と言ってくれていた。後で処分して置いてあげるわ、と。実際、小さな鉢植えや、まだ飲んでいない(飲みたかった)ワイン、大きなものではマットレス、などがあった。 「置いていっていいわよ」と言ってくれていても気が引けた。なるべく持っていけそうな物はスーツケースに押し込んだ。

そろそろ空港へ向かう時間を気にし始めた頃に、私はとっても具合が悪くなってしまった。
胸がむかむかして、呼吸が大きくなって。行き先の決まらないマットレスに横になった。 どうしよう、こんな状態で。飛行機に乗れなかったら、どうしよう。ビザも今日で切れるのに。。。
その時、ポーリーンが私たちの様子を伺いに来た。ポーリーンは私のぐったりした様子を見て、「日本への帰国と引っ越しと、いろいろストレスを感じているんじゃないのかしら?」と。そうかもしれない。6年間住んだアメリカから日本への帰国。寂しさや不安もあったよね。一度、部屋を出てポーリーンは緑色のボトルを持って帰ってきた。「これを飲めば良くなるかも。」と。

緑色のボトルはサンペレグリノという炭酸水だった。体を起こして水を飲んだ。びっくりすることに飲んでからだいぶ体調が良くなった。一口飲むたびに、あぁもう大丈夫だ、と思えるほどに回復したのだ。

それ以来、私はサンペレグリノの大ファンになった。炭酸の量、ミネラルのバランス(味わい)、私にとってはパーフェクトな水。

サンペレグリノには、妊娠中もいく度とお世話になった。サンペレグリノは、ライフセーバーと呼んでも私には過言ではないなくてはならない飲み物だ。

Note: このブログを書いた後に住んでいたアパートメントの写真でもあるかなぁ。。と探してみたら、出発直前の私の写真があった。笑顔だけど具合の悪そうな顔色。そして、手には緑のボトルが。



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